企業型DCは普及率はどのくらい?

企業型確定拠出年金(DC)は、2001年の制度開始から25年が経過し、度重なる制度改正を経て現在に至っています。2025年3月末時点で、導入事業所は5万8,326、加入者は約862万人です。一見すると普及しているように見えますが、全国の厚生年金適用事業所273万のうち導入率はわずか2.1%に過ぎません。
また、厚生年金加入者4,672万人に対する企業型DC加入率は約18.5%で、5人に1人程度です。自営業者、主婦、会社員、公務員など幅広く加入できる個人型確定拠出年金iDeCoの加入者は362万人まで増えましたが、合わせても年金被保険者全体(公的年金加入者6745万人)に対する普及率は約18%です。2025年の制度改正により2026年12月以降の拠出限度額が引き上げられる予定ですが、先ずは中小企業の企業型DC制度を促進することが普及の最大のポイントと言えるのではないでしょうか。出所:令和7年厚生労働白書、確定拠出年金統計資料2025年3月末(運営管理機関連絡協議会)