企業型DCの改定その1:マッチング拠出はどう変わるのか。

2026年4月1日施行予定の制度改正により、企業型確定拠出年金(DC)が大きく変わります。
今回の改正では、2025年(令和7年)の見直しとして、拠出限度額の増額とあわせて「マッチング拠出」の制限が緩和されます。

これまで企業型DCでは、加入者が上乗せ拠出する場合、「加入者掛金は事業主掛金を超えてはならない」という制限がありました。そのため、会社の掛金が少ない場合、自助努力にも限界がありました。

しかし今回、この制限が撤廃されます。事業主掛金の額に関係なく、加入者は拠出限度額の範囲内で最大限拠出できるようになります。

つまり、より主体的な老後資産形成が可能になります。企業型DCは「会社任せ」から「自ら設計する制度」へと進化します。今こそ制度理解が問われています。